クロックワークナイト      

  

クロックワークナイトのレビュー





レビュー

 ジャンル ・・・ 2Dアクション   機種・・・・SS

 1994年12月 にセガサターンで発売したゲームです。

 当時、セガサターンではとりわけ話題になっていた感があります。
 兄や親と一緒に購入したゲーム。非常にわかりにくいところにおいて有りました。


 コレをプレイするまでは、ファミコンのアクションゲームばかりやっていたので
グラフィックや、ギミックに衝撃を受けました。
画面の奥から敵が飛び出してきたり、主人公が画面の奥と手前を行ったりきたり、
そういうのはFCでは見たことなかったので、2Dアクションなのに奥行きのある
アクションゲーム、とてもよかったです。



 ストーリーに関しては、オモチャの世界でオモチャの兵隊が時計の姫を助けに行く、
という物語。セガが、ソニックに変わるマスコットキャラにしようとして
失敗したらしいです。
 人間とは異なる、オモチャの世界が良く描写されています。
ゼンマイではなく、電池を入れないと動かない新世代のオモチャを情けなく思う、など。

 アクションステージ自体にも、クレーンを動かしたり、オモチャのロボットにのったり、
機関車に乗り継いで進んでいったり、本を開いたり、と見た目からして面白い仕掛けが多いです。


 なお、このゲームには上巻、下巻があります。
下巻もプレイしないと物語はきちんと完結しません。

当時、上巻をクリアしたとき、最後に『しかし、チェルシーは目を覚まさない』と
表示されてしまい、下巻につながることを知らずに兄と一緒に混乱してました。、
難易度ハードでクリアすれば良いんじゃないか? などと言って奮闘した記憶が有ります。



 下巻もそうですが、このゲーム、難易度が高いんですよ。
後半になるにつれて、小さな足場が増え、穴落ち死が多くなります。
このゲーム、オモチャの兵隊を主人公に持ってくるあたり、低年齢層を狙ったゲーム
であるはずです。でも、このゲームを小さな子供がクリアできるんでしょうかね。


 面白いゲームであることは、間違いないです。








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