ジェットセットラジオ
ジットセットラジオのレビュー
ジェッターさんに１００の質問にこたえました。
レビュー
ジャンル ・・・ ３Ｄアクション 機種・・・・ＤＣ
これは、僕が今までプレイしてきたゲームの中で、恐らく一番面白かった（と思う）ゲームです。
レビューの前に、ちょっとした昔話です………
僕が高校生のとき、帰りによった店に、このゲームの店頭用の体験台が置いてあったので、
それをプレイしたのがこのゲームとの出会いです。
このゲームはいろんな店に体験台が置かれたらしいですが、普通、ドリキャスのＲトリガーは
壊れている（ドリキャスのＲトリガーが壊れやすいのは有名な話）ので、ダッシュすること
が出来ず、全然キャラクターが動かせませんでした。プロローグすらクリアできませんでした。
それと操作感覚の難しさもあいまって、どの店でも、ビート（主人公）が頭を抱えている画
面（コンティニュー画面）のまま放置されているのが、珍しくなかったとか。
ま、とにかくキャラクターが思うように動かなかったのですが、僕は、プレイした直後
『もしキャラクターを自由自在に動かせるようになったら絶対楽しい』と確信したので、
それから毎日、その店によってプレイを繰り返しました。
で、５日目くらいに体験台が無くなっていた（やっぱり不評だったのか？）
ので、そのまま購入しました。結局、体験台でプレイしているうちは、プロローグを
クリアするのは無理でした。
前置きが長くなりましたが、どういうゲームかと言うと、インラインスケートで街中を
走り回りながら、スプレーで落書きをしていくアクションゲームです。
アクションゲームだと、殴ったり蹴ったり、武器で切ったりして、敵を倒して
いくのが普通ですが、このゲームでは、そういうことは一切しません。
敵は出てきますが、プレイヤーがするのは、倒すことではなく逃げることです。
レールの上をグラインドしたり、エアートリック（大ジャンプ）を決めたり、
壁を滑ったりしながら、街中を走り回るのが非常に楽しいです。
マップは３Ｄですが、細かいところまできちんと作ってあります（地下鉄には驚いた）。
欠点は、やはり難易度が高いというか、慣れが必要なことですね。
体験台として置かれたのは、『キャラクターを思うように動かせないクソゲー』
という認識を広めてしまっただけかも知れません。ま、体験台があったおかげで
このゲームと出会えたので、僕にとっては良かったわけですが。
とは言え、そんなのは、慣れてないプレイヤーの言う意見です。慣れたプレイヤーに
とってはこのゲームはなんの欠点もありません。
なお、このゲームには、海外版を日本向けに移植したリニューアル版『デ・ラ・ジェットセットラジオ』が存在します。
これは街が二つ増えていて、物語も微妙に長くなっています。通販でしか購入できなかったのですが、
僕は予約で購入してプレイしました。（今は、秋葉原などでは売っているのはたまに見かけますが）
デ・ラ・ジェットセットラジオの方は、街が増えているのは本当に良かったですが
、
ライバルチームの行動パターンに不満ありです。終盤のステージ『ビハインドザマスク』で、空中戦（？）が出来ません（泣）。
エンディングは通常版のほうが良かったと思います。
そして、物語の会話にのみ登場するキャラクターがいるのですが、何故こいつを使用可能にしてくれなかったのか疑問です。
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