メダロット
メダロットのレビュー
レビュー
ジャンル ・・・ ＲＰＧ 機種・・・・ＧＢ
メダロット。それは、テクノロジーが生み出した全く新しいロボットである。
ティンペットと呼ばれる基本フレームに、人工知能メダルを搭載。
さらに、様々なパーツを合体させることによって、無限の能力を引き出すことが出来るのだ。
今となっては懐かしい。何でメダロットシリーズの続編が作られなくなったのか、
何故人気がなくなったのか。僕は甚だ疑問です。
僕はインターネットをやり始めたころは、メダロット関係のサイトに入り浸っていました。
もしもメダロットシリーズが今でも続いていたら、僕のホームページはソニック中心ではなく
メダロット中心になっていたかもしれません。
で、今作は、メダロットシリーズの第一作目です。僕が購入したのはクワガタバージョン。
ただ、僕はメダロット２を先にプレイしたので初めてプレイした作品ではないです。
メダロット２に比べると完成度は下がります。
ストーリーがシンプルすぎること。メダルの入手方法が理不尽すぎること。
会話で、誰が喋っているのかわからないこと。
通信対戦に時間がかかりすぎること。パーツの性能が微妙すぎること。
……等。
とは言え、このゲームは十分に楽しませてもらったので満足です。
メダロット１〜４までのロボトルＢＧＭは（アレンジされていますが）共通です。
で、このＢＧＭがこれぞメダロット、という感じの曲でとても好きです。
メダロットのロボトルＢＧＭは、この曲以外ありえません。
後の作品では、ボス戦専用ＢＧＭがありますが、今作はボス戦も普通のＢＧＭです。
それと、同系統の作品であるポケモンに比べて、主人公の存在感がとても高いです。
（最近のポケモンシリーズがどうかはしらないですけど）
ポケモンの主人公は、単に動かすだけの人形のようなキャラで、
ＲＰＧでそれはないだろ、と思いました。それにストーリー性もやや薄かった気がします。
メダロットシリーズはストーリーも主人公もきちんとしているのでそこは評価できます。
メダロットはポケモンの二番煎じ、パクリ等と思われることが稀にありますが、
実際にやってみるととてもそうは見えないほどシステムがこられています。
特に戦闘関連。
ＧＢのゲームでリアルタイムバトルを上手く表現したのは流石ですし、
戦略性も極めて高いです。そのためか、シリーズを通して難易度も高めです。
メダロットシリーズ共通の欠点として、戦闘に時間がかかること、
アイテムを使わないと戦闘から逃げられないこと、が上げられます。
メダロットシリーズでは、普通にエンカウントでも敵が出るので、
普通に逃げられるようにしても良かったと思います。
あと、１と２にはヒロインの好感度があって、好感度が高かったヒロイン
とのエンディングを迎えることができる、というギャルゲーのようなシステムがあります。
このシステムが３以降なくなったのも残念。わりと良かったと思いますが。
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