メダロット4      

  

メダロット4のレビュー





レビュー

 ジャンル ・・・ RPG   機種・・・・GBC


 オレたちって、人気あるよなー。
 でも、これで出番終わりみたいで……。
 えー、マジ!?
 イッキさんが言ってました。
 メタビー、ドークス大変だ! カリンちゃんがさらわれた!
 カリンちゃんを助けたら、白黒着けるぜ、イッキ!




 メダロット4。メダロットシリーズ中、最も完成度が高く、
一番優れたゲームです。

 システムは、3とあまり変わっていませんが、
パートナーシステムやメダロット(メダル)の好感度が存在します。
パートナーシステムは、持っているメダロットのうち、どれか一体を
パートナーにしておく(これは強制)と、ストーリーのイベントで
パートナーが登場して台詞を言います。それと、ロボトルにはパートナー
の参加が義務付けられています(リーダーにする必要はない)。
好感度は、上げておくことでメダロットの熟練度にボーナスがつきます。



 あと、特殊なロボトルはチームロボトルの他に
女性型限定ロボトル、タイマンロボトル、二脚限定ロボトル、等の
特殊ロボトルが多数用意されています。
とりわけ、チームロボトルはストーリーの展開も合わせて(大抵のボスはチームロボトルで戦う)
『仲間同士で協力して敵を倒す』という意味が強調されているので嬉しいです。


 今作は、クリアしなくても同じ敵と何度も戦えます。
なので、序盤からパーツ集めをして戦力を整えられるので、とてもプレイしやすいです。

 あと、ロボトル以外の勝負方法として、
メダスピードキング、メダロードレース、メダバード、メダロットコンテスト、ダークロボトル
があります。メダロットコンテストは、あまり好きではないです
(テクニックのカケラもないし、勝てる条件がイマイチわからないので)。


 気になるストーリー。とても良いです。素晴らしい。
かなり長いです。それに練りこまれています。
あるエピソードでは、りんたろうが通っている学校がストーリーの舞台になるため、
2,3ではオマケ程度の扱いだったりんたろうがストーリーに絡んでくる上、
りんたろうの仲間達も協力してくれます。これは感動しました。
この学校でのボス戦はチームロボトルですが、
イッキ&コウジ&たまを先生(りんたろうの担任)VSボス
という意外すぎる組み合わせに爆笑。
主人公がメイド服を(無理矢理)着せられて敵地に忍び込み、
その結果、敵の内部にメイドファンクラブが出来てしまうとか。





 存在するパーツ、メダルの個数はシリーズ中最も多いし、
クリア後のイベントも豊富なので、メダロットシリーズの中では
一番オススメです。2や3を知っているとわかりやすいイベントもあるので、
2、3、4と順番にプレイしたほうがいいと思います。
 完成度の高さからか、カブトバージョンとクワガタバージョン、3からの転送
により、全てのパーツが入手できます。なので、4にはパーツコレクションはありません。

 今作のラスボス戦のBGM『Do or Die』はメダロットシリーズ屈指の名曲
として知られています。必聴。

 パッケージイラストが、ほるまりんのイラストになっているのも地味に豪華です。



 一応今作の欠点を上げておくと、プレイのしやすさからか、
難易度が低い(気がする)こと。
とは言え、メダマスター試験(クリアには関係ない)はかなり骨が折れる
のでそこは覚悟しておくこと。







戻る

  inserted by FC2 system